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文科省社会連携研究事業「認知症国際フォーラム」開催報告

2009/11/05

公開講座

認知症の早期発見と予防、および鍼灸・漢方の認知症へのアプローチをテーマにした公開講座「認知症国際フォーラム」(主催:日医大老人病研究所文科省社会 連携研究推進事業、川崎市ほか、後援:NHK、学校法人後藤学園、全日本鍼灸学会ほか)が10月31日(土)、エポックなかはら(川崎市中原区)で開か れ、市民や認知症関係者ら約500人が参加しました。

講座は1部が講演、2部がパネルディスカッションの計2部構成で行われ、日本と中国の研究者5人が認知症に対する東洋医学の有用性を紹介しました。後藤学 園中医学研究部・兵頭 明 部長(天津中医薬大客員教授)は、1部で「鍼灸によるお年寄りのQOL」をテーマに講演。東北大で行われている鍼治療による誤嚥性肺炎の予防、転倒の予防 等について、具体的事例をもとに説明しました。

2部のパネルディスカッションは「認知症に東洋医学が挑む」と題され、宮川泰夫氏(フリーアナウンサー・元NHK)の総合司会で日中5人の研究者が活発な 議論を展開。兵頭部長は、牧田総合病院と牧田中医センター(いずれも東京都大田区)での4,000人以上の脳血管障害の後遺症患者への鍼治療の効果を説 明。鍼によって後遺症が改善されていく治療風景がビデオ映像で披露されると、会場から大きなどよめきが起こりました。

講座に参加した川崎市在住の64歳の女性は、「夫が軽度の認知症で、兵頭先生と韓先生(天津中医薬大鍼灸学教授、第一医院院長)が解説された《脳血管性認 知症に効く9つのツボ》をぜひ夫に試したい」と話しました。また、東京衛生学園専門学校の谷北晃浩さん(東洋医療総合学科1部1年)は、「認知症に対する 東洋・西洋医療の融合と最先端の取り組みが分かった」とコメント。吉田哲さん(同学科1部2年)は、「親戚が認知症で悩んでいるので帰宅したら早速今日の 講座のポイントを伝えたい」と語りました。

この模様は、11月29日(日)18時より、NHK教育テレビ『日曜フォーラム』で放映されます。
皆様ぜひご覧ください。

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